AndroidをSkype用ワイヤレスWebカメラにできる「IP Webcam」を試す
月額8円のIS01と月額300円のGalaxy Tabのおかげで、金欠の僕もなんとかスマートフォンの波に乗り遅れずに済みました。
折角なので、今回はおすすめのアプリを紹介してみます。
IP Webcam - AppBrain
(スクリーンキャプチャショートカットLiteにて撮影。ちょっとずれた)
スマートフォンをワイヤレスWebカメラにして、Webやメディアプレイヤー・Skypeなどで見ることができます。
USBカメラでは届かない範囲を映し出せるのは楽しいですね。
右が設定画面。解像度設定、1-100の画質調整、ID/pass・ポート設定、音声出力設定(Web/メディアプレイヤー用)があります。
フロントカメラはまだ使えませんが、設定項目を見ると、今後のバージョンアップで対応する可能性がありそうです。
残念な点も2点ほど。解像度が800*600と320*240の2種類しか無い(しかもGalaxy Tabだとなぜか320*240が使えない)ため、
1024*600のGalaxy Tabだと左側の224ピクセルが完全に死んでしまう点と、
起動したままスリープすると設定に関わらず復帰時に強制終了してしまうため、あらかじめスリープをoffにしておく必要がある点です。
とはいえ他に代替も無さそうですし、十分実用性のあるアプリだと思います。
使い方は、AndroidのIP Webcamで'Start server'を選択した後、
画面に表示されているURL(上の画像の場合はhttp://220.152.102.5:8080)を訪れると、
↓のように詳しく書いてあります。英語ですが。
Skypeで使う
公式に紹介されているのは、webcamXPというツールを使う方法です。
インストール後は、Skypeの「設定→ビデオ設定→Webカメラ設定」から右のような設定画面に入れるので、
URL欄にhttp://IP:port/videofeedを設定してSaveすればOK。AndroidがSkype用ワイヤレスWebカメラに早変わりです。
詳しくは使い方の'Connect to PC for use with Skype and other videochats on Windows'からどうぞ。
自分で試した所では、Quality50で0.2秒、Quality100で0.5秒くらいの遅延がありました。
fpsについても、カメラ→Skype→通話相手とネットワークを2段階に繋ぐ事になるので期待は持てませんが、
雰囲気を知る程度であれば問題ないレベルでしょう。
これを使って、自宅と研究室をつないで色々遊んでみようと思います。
研究室を俯瞰できる位置にIS01を設置しておくとか。多分みんな嫌がるだろうな…。
